英単語の覚え方

 みなさんは英単語を覚える時にどうやって覚えていますか?

 

 

同じ単語を何度もノートに書くとか、単語帳で単語を何度も見るとかいろいろなやり方があると思います。

 

 

覚える単語が10個、20個、100個ぐらいなら、それらのやり方でも大丈夫でしょうが、

 

 

これが、1000個、2000個、3000個となると、中々覚えられません。

 

 

数が多いと忘れてしまいます。

 

 

じゃあ、どうすれば単語を忘れ難くなるか?(覚えられるか)

 

 

それは、単語を単独で覚えるのではなく、文章で覚えることです。

 

 

文書で覚えると、ストーリーを頭の中に描けます。

 

 

そうすると、記憶に残り易くなります。

 

 

以下の中で一番記憶に残り易いのはどれでしょうか?

 

  1. 文章(新聞、小説、雑誌など)
  2. (ラジオ、ポッドキャストなど)
  3. 映像(ニュース、ドラマ、映画など)

 

 

3の映像ではないでしょうか。

 

 

文章よりも、よりも映像の順で記憶に残り易いと思います。

 

 

これを利用して英単語を覚えます。

 

 

具体的なやり方ですが、まず覚えたい単語を決めます。

 

 

例えば、以下の単語を覚えるとしましょう。

  • people/人々
  • city/街
  • tired/疲れた、疲れている

 

 

次に、これらの単語を使って文章を作ります。

  • 久々にcityに行ってきた。多くのpeopleが歩いていた。私も歩き過ぎてtiredです。
  • 東京のような大きなcityには沢山のpeopleがいる。
  • 毎日、多くのpeopleが乗る満員電車で通勤している彼の表情はいつもtiredです。cityで働くのも大変みたいだ。

 

#実際の例を見てみる

 

 

こんな感じで、自分のオリジナルの例文を作っていきます。

 

 

ポイントは日本語を混ぜて作ることです。また単語の意味と発音記号を単語ごとに書いていきます。

 

 

例えば以下のような感じで書きます。

 

  1. after/ˈæftɚ/よりあとに 
  2. about/əbάʊt/…について
  3. again/əgén/再び
  4. air/éɚ/空気
  5. all/ˈɔːl/全部の
  6. people/píːpl/人々
  7. along/əlˈɔːŋ/…に沿って
  8. also/ˈɔːlsoʊ/~もまた
  9. another/ənˈʌðɚ/もう一つの、別の
  10. come/kˈʌm/来る
  11. around/ərάʊnd…の周囲に
  12. between/bətwíːn/の間に
  13. home/hoʊm/家、わが家
  14. before/bɪfˈɔɚ/決められた時より早く
  15. different/díf(ə)rənt/異なった
  16. because/bɪkˈɔːz/なぜなら
  17. both/boʊθ/両者の
  18. but/(弱形) bət; (強形) bˈʌt/しかし

 

そして例文を作ります。

 

  1. after仕事に話すことはabout映画です。
  2. 昨日は飲みすぎて二日酔いで欠勤をagainしてしまった。
  3. airallpeopleにとって大切だ。
  4. 危ないから車道にalongして歩かないで。
  5. 彼はalso背が高いです。
  6. another友達がcomeしたら始めましょう。
  7. around僕の家にはコンビニが無い。
  8. between私の家と彼の家におばさんのhomeがある。
  9. beforeアメリカ旅行、文化がdifferentなので少し勉強しよう。
  10. 彼は寿司が好きです。because彼は日本人です。
  11. 彼らはboth来ました、butすぐに帰りました。

 

 

英語力が上がれば英語だけで文章を作れるようになりますが、初心者の人には難しいと思いますので、

 

 

まずは日本語を混ぜて作りましょう。

 

 

このやり方は、時間が掛かり面倒に感じますが、記憶に残り易いので結局は効率が良いです。

 

 

このようにして覚えたい英単語で例文を作っていっていると、そのうちにすごい量になってきます。

 

 

そこで大事になってくるのが復習(古い例文の読み返し)です。

 

 

例文を何度も読み返しているうちに直ぐに単語の意味がよみがえって来るようになります。

 

 

1週間後、2週間後、1ヵ月後、3ヵ月後と長いスパンで復習をしましょう。

 

 

それでは英単語の覚え方をリスト形式にしてみて見ましょう。

  1. 覚える単語を決める。
  2. 覚える単語の意味と発音記号をノートに書く。
  3. 覚える単語で例文を作る。
  4. 1~3を繰り返す。(単語ノートができる)
  5. 古い単語ノートを読み返す。(復習)
  6. 1~3を繰り返す。(単語ノートができる)
  7. 古い単語ノートを読み返す。(復習)
  8. 1~3を繰り返す。(単語ノートができる)
  9. 古い単語ノートを読み返す。(復習)

 

 

基本的にこのプロセスで続けていきます。

 

 

大事なのは続けることです。(たぶん一番難しい...)

 

 

アプリで単語クイズのような形で単語を覚えれるものもありますが、実際に書いて覚えた方が記憶には残り易いです。

 

 

また、見ただけで覚えた単語は書くことが難しいです。

 

 

英語の達人を目指す人は読めるだけではなく、書けるようにもしたいですね!!

 

 

英語の諺で "easy come easy go" というのがあります。

 

 

意味は”得やすいものは失いやすい”です。

 

 

英語に限らず道を極めるには時間が必要になります。

 

 

英語は発音やアクセントなどの音に関するものはマスターするのは難しいですが、文法の理解や単語を覚えるなどは、難しくありません。

 

 

ただ、覚える範囲が広いだけです!!

 

 

ですので、少しずつ継続してやっていくしかありません。

 

 

継続するコツですが、好きな事を英語でやるといいですね。

 

 

基本的な英単語を覚えたら、次に自分の好きなジャンルの英単語を覚えるようにしたら、興味とやる気が継続し易くなります。

 

 

例えば、ゴルフが好きな人なら、タイガー・ウッズに関する記事をウェブで見つけて、その文章で使われている単語を覚えるといいでしょう。

 

 

ただ、英文を理解するには最低限の文法の知識が必要になりますので勉強が必要です。

 

 

また、英文を訳している過程でどうしても分からない所が出てくると思います。

 

 

そんな時は、その部分を飛ばして次へ進みましょう。

 

 

一つの英文を100%訳すより、5つの英文を80%ずつ訳すぐらいの心構えでいいと思います。

 

 

もちろん、100%分かれば一番いいのですが、もし分からなかったら飛ばして次へ、次へ行きましょう。(テストと同じで分からない所で時間を使わないようにしましょう

 

 

英文を訳す習慣を続けていると、ある日分からなかった部分が分かる日が来ます。

 

 

日頃から英文を訳していると、自分が知らない間に実力は上がっています。(継続は力なり)

 

 

ウェブで訳す英文を見つけるのですが、映画が好きな人は映画のスクリプト(台本)を参考にしてもいいと思います。

 

 

"movie script "などと検索するといろいろなサイトが見つかるはずです。

#参考記事(映画で英語を勉強するのは効果があるか?)

 

 

あるいは、洋楽の歌詞もいいですね。

 

 

いずれの場合も「好きな事を英語でする」ということが大事です!!

 

 

あとは、結果をすぐに期待しないことですね。(ローマは一日にして成らず)

 

 

焦らず、英語を楽しんでいきましょう。

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